先輩からのメッセージ
ADVANTEC People - 3 ●熱い思いをカタチにする人々



   
 


 

宮城圭輔のある一日

 8:30  出社

担当箇所の掃除から一日は始まる。社内情報をチェックして、チームで一日の作業確認のためのミーティング。

 9:00  試作・試験

カートリッジフィルター試作の準備。その後濾過試験を行う。様々なフィルターを使用してサンプリングする。

11:00  評価・解析

濾過液の測定を行い試験データを収集、評価・解析する。気付いた点をメモして、次の試験に反映させる。

13:00  工場にて

車で30分ほどの芳賀工場へ向かう。浄水場へ提案する濾過システムのスケールアップした試験を行う。

17:00  デスクワーク

試験で得られたデータを整理し、検討・考察する。アイデア出しの時間。最後に日報を書いて終業。

19:00  帰宅

自宅は実家。車通勤なので直帰することが多い。最近、社会人のサッカーチームに加入。休日はサッカーで汗を流す。

 

研究開発の仕事

■濾材の性能測定
電子顕微鏡で、濾材の繊維径、孔径や濾材の上に捕捉された異物形状などを測定します。

■濾材の選定
用途に適した濾材を選定します。

■試作
プリーツ(ひだ折り)されたフィルターを超音波で筒状に溶着し、カートリッジフィルターを試作します。

■濾過効率試験
クリーンルーム内で、フィルターが原液中の粒子を濾過により捕捉されている割合を試験します。

■耐久性試験
例えば、特定の薬品に対するカートリッジフィルターの耐久性を試験します。


 

製品の高品質化と生産性の向上を目指し、
濾過システムの進化を力強く牽引する。

 
     
 

 

ユーザーニーズに合致した品質を生み出すために

 
     
 
   

私が所属する技術センターは、新製品の開発をはじめ、既存品 の改良、依頼試験などの業務を行っています。現在の私のミッ ションは、お客様の要望に対して、既存製品を組み合わせて試 験を行い、ニーズに合致した結果を出すことで、より高品質の 製品提供に寄与すること。扱う製品は多彩ですが、現在私は、 “液晶パネル”の製造過程に投入される濾過システムの改善・ 改良に携わっています。液晶パネルの品質において、従来から 問題となっていることに“ドット(画素)落ち”があります。これ は、画面上に小さな輝点や黒点が現れる現象ですが、その原因 のひとつが製造過程での異物混入です。液晶パネルは、ガラス 基板の上に“レジスト液”を塗布する工程があります。その際、 レジスト液の中にある異物を除去する、精度の高い濾過システ ムを開発することが私の役割なのです。

 
     
 

 

濾過効率の向上と流量の最適なバランスを見極める

 
     
 
   

“ドット落ち”は、以前より改善されていますが、液晶パネルの 大型化に伴い、より高精度な濾過システムが求められています。 さらに、生産のスピードアップ及びコストダウンのために、レジ スト液の流量をより多くしたいという要望もあります。徹底し て異物を除去するには濾材の孔径が小さくなりますから、必然 的に流量は低減します。この相反するものを実現するために、 カートリッジフィルターの素材とその孔径を様々に組み合わせ、 濾過効率と流量の最適なバランスを見極めていくわけです。ま た一方で、浄水場に検査キットとして提供する新しい濾過シス テム開発にも取り組んでいます。これは、水中に含まれるクリプ トスポリジウムを濾過によって捕捉し、検出するというもの。液 晶パネルにせよ浄水場にせよ、エンドユーザーに直結した仕事 であるところに、確かな手応えとやりがいを感じています。

 
 
 
 
 
 

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