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よくあるご質問

ADVANTEC製品について、よくある疑問・質問へのアドバイスを掲載しておりますので、お問い合せの前にご活用ください。以下の対象製品からお選びください。

濾紙・濾過システム

試験紙

一般試験紙 水分試験紙

有機溶剤の種類によって、呈色の度合いは異なるのですか?

白色の試験紙中に保持された青色試薬が水により溶解し、水の跡が青色になることを利用しているため、試薬を溶解させてしまう能力を持つ有機溶剤では、呈色します。
また、同じ水分量(水による溶解)でも、有機溶剤の種類により感度が異なることが確認されています。
検液によって溶解の度合い(呈色の度合い)が異なるため、対象とする検液での試験をお薦めします。

イオン試験紙 アイアンチェック

クエン酸鉄に含まれる鉄イオンは測定できますか?

クエン酸鉄(II)は測定可。クエン酸鉄(III)は正確に測定できません。ただし、還元して2価鉄にすれば測定可能です。

pH試験紙

pH試験紙の基本的な使い方と測定例を教えてください。

「pH試験紙の使い方」をご参照ください。

クロール試験紙

クロール試験紙の原理や製品ごとの違いを教えてください。

「クロール試験紙Q&A」をご参照ください。

科学機器製品

蒸留水/超純水/純水製造装置

蒸留水/超純水/純水製造装置

蒸留水とイオン交換水の電気伝導率の水質表示を見ると、蒸留水の方が水質が悪いのは、なぜですか?

蒸留水は、精製中に外気中の二酸化炭素などが溶解してしまうため、電気伝導率は悪くなります。
外気中の成分の溶解を防止する装置もご用意しておりますので、ご照会ください。
蒸留水、純水のpHが7になりませんが…。

理論上は、pH7となりますが、純水が大気に触れると、大気中の二酸化炭素などが溶解し、pHが変化します。
また、蒸留水、純水は導電率が低いため、pHを測定するには、低緩衝能対応電極が必要です。
イオン交換樹脂を交換しましたが、アラームが消えませんが…。

蒸留水製造装置は、新旧機種に限らず樹脂交換後にトータル通水量をクリアしないと、アラームは消えません。
取扱説明書に従い、作業を行ってください。
貴社の超純水製造装置を、他社製の前処理装置、純水配管などに接続して運転することは可能ですか?

配管などを考慮する必要があるため、最寄りの弊社営業所または理化販売促進部にご照会ください。
イオン交換樹脂カートリッジ(RF000131)をまとめ買いして在庫しておきたいのですが、問題はありますか?

イオン交換樹脂カートリッジ(RF000131)の保管期間は、納入時の荷姿で直射日光を避けた冷暗所(凍結しない事を条件)で、ご購入後1年が目安です。
蒸留水製造装置で蒸留水水質低下のメッセージが出て停止したが、水質はイオン交換水が0.07μS/cmで、蒸留水が1.15μS/cmという数値でした。 原因は何でしょうか?

水質センサーや基板不良なども考えられますが、冬場など窓を閉め切った室内で、ガス・電気ストーブの使用による影響で、室内の二酸化炭素濃度が高まり、凝縮中に溶解し、導電率が一時的に悪化することもあります。

フラクションコレクター

フラクションコレクター CHF122SC

フラクションコレクターCHF122SCで、分画タイムを最初は30秒から60秒間隔で行い、その後5分から10分の間隔で分画できますか?

タイム分画モードでは、分画途中のタイムを任意に変更できませんが、ウィンドウモードにしてリクエストタイム機能を利用することで可能です。
所有するHPLCの検出結果をもとに分画したいが可能でしょうか?

可能です。
ただし、HPLCから検出結果をアナログ信号としての出力が必要です。
接続時の信号はフルスケール10mVまたは1Vのクロマト信号と無電圧接点信号で可能です。
ご所有のHPLCでのアナログ信号出力の有無と仕様をメーカーにご確認のうえ、改めてご照会ください。

フラクションコレクター CHF121SA

販売廃止されたフラクションコレクターCHF121SAを使用していますが、インジェクションごとに分画ノズルの位置が元に戻ってしまうのを、前回分画終了した次の位置から分画させることは可能でしょうか?

フラクションコレクターCHF121SAのパラメータ設定を呼び出し、サンプル選択を「シングル」から「マルチ」に変更すれば可能です。

フラクションコレクター

フラクションコレクターをクロマトチェンバー内に入れて使用できますか?

使用することは可能です。
ただし、室温以下の環境でご使用される場合は、装置内部に結露が発生し、電気系統のトラブルの原因となりますので、すぐに電源を投入せず、設置環境の温度に馴染ませてからご使用ください。

乾燥器

乾燥器 DRA、DRN、DRDシリーズ

定温乾燥器(DRA,DRN,DRDシリーズ)を使用しているが、Alarmランプが時々点灯することがあるのはなぜですか?

Alarmランプ点灯の原因は、庫内下部にある独立過熱防止装置が作動していることが多いです。以下のようなご使用をされていないか、ご確認をお願いいたします。
  • 棚板に大きなトレイなどを載せてご使用の場合、対流が滞おり装置下部に熱がこもると、独立過熱防止装置が作動する場合があります。試料はできるだけ分散して置くようにし、棚板表面積に対し30%以上の空きスペースを作ってください。
  • 試料の出し入れの際、装置を停止状態にせずドアを開閉すると、扉を閉めた後に過熱された空気が庫内に上昇してくるため、独立過熱防止装置が作動することがあります。試料の出し入れの際は、必ず装置を停止させてから試料を出し入れし、再始動してください。
    扉の開閉を頻繁に行う場合は、ドアスイッチ付きの製品をお勧めいたします。

乾燥器

庫内に温度計を入れて温度を測定したが、温度調節器の表示と合わないのはなぜですか?

イニシャルモードの設定値が変更されてしまっている可能性があります。イニシャルモード設定値が適切な値となっているか、取扱説明書を参考に確認してください。また、測定に使用する温度計は校正済のものをお勧めいたします。
送風定温乾燥器を40℃以下で使用したいのですが可能ですか?

送風ファンモーターなどの排熱により、庫内温度が上昇するため無理です。
乾燥器と乾熱滅菌器の違いを教えてください。

乾熱滅菌器は、ガラス器具など水分が付着した試料を庫内に入れることが多いため、
  1. ヒーターの下側に水受け皿が取り付けられています。
  2. 観察窓はありません。
医薬品や食品関連試料を105℃で恒温試験を行いますが適した装置を教えてください。

医薬、食品分野での105℃設定の恒温試験は高い分布精度が求められ、一般的な自然対流式や送風式の乾燥器では満足を得る結果を得にくいため、弊社では輻射熱方式で±2℃の温度分布精度を有するDRN410DBをご用意しております。
試料が大きいので、棚板を外して直接庫内の底板に置いて乾燥試験しても問題ありませんか?

庫内の底板に直接試料を置いてのご使用は、構造上の耐荷重や熱伝導の問題で、装置故障、事故の原因となりますのでお止めください。

電気炉

電気炉 FUWシリーズ/FUAシリーズ

電気マッフル炉FULシリーズとFUWシリーズの違いについて教えてください。

主な違いは、以下の通りです。
  使用温度範囲 運転形態 ヒーター
FULシリーズ 200℃~1150℃
常用最高温度850℃
定値運転
タイマー運転
炉体と一体成形
FUWシリーズ 100℃~1150℃
常用最高温度1,100℃
定値運転
プログラム運転
炉体と別構造であり、ヒーターの交換が簡単に行える。
電気マッフル炉FUWシリーズのヒーターは、1枚でも交換可能ですか?

1枚のみの交換はできません。断線時は2枚まとめて交換する必要があります。
大型電気マッフル炉FUW263PAは、労働安全衛生法に定める安全管理者の設置は必要でしょうか?

電気による加熱装置は、定格電力が10kWを超える場合に安全管理者の設置が求められております。
大型電気マッフル炉FUW263PAの定格電力は、7.2kWのため必要ありません。
真空ガス置換炉FUAシリーズに、水素を流すことは可能ですか?

水素を流せるような構造になっておりません。条件によっては、爆発の危険性があるため絶対におやめください。
卓上真空ガス置換炉FUA112DCの炉内耐荷重を教えてください。

炉底部の耐荷重は、約1㎏と捉えてください。
卓上真空ガス置換炉FUA112DCは内熱式のため、炉床板上に置く試料の重さでヒーターが損傷するおそれがありますので、重量のある試料は入れられません。

電気炉 FULシリーズ

電気マッフル炉FUL232FAを600℃で使用しますが、試料からカーボンが発生することは問題ありませんか?

試料から発生するカーボンにより、ヒーター断線のリスクが高まります。
電気マッフル炉FULシリーズは、ヒーターが炉体に埋め込まれているため、ヒーター交換時は装置を引き取り炉体ごとの交換が必要となりますので、ヒーター交換のしやすいFUWタイプをお薦めいたします。

電気炉

電気管状炉に使用する炉芯管の種類について教えてください。

代表的なものとして、セラミック管、透明石英管、金属管があります。
  1. セラミック管:使用できる温度が1,400℃~1,800℃(磁製材の種類により異なる)です。急激な温度変化(熱衝撃)などの熱応力により破損する可能性があります。
  2. 透明石英管:使用できる温度が1,000℃程度です。熱膨張率が低いため、熱応力については優れた熱衝撃性を有していますが、わずかな機械的衝撃で破損します。
  3. 金属管:使用できる温度が1,000℃程度です。熱応力による熱衝撃や機械的衝撃で破損する心配はありませんが、使用する上で表面が酸化し、消耗します。

環境試験器

環境試験器 ノンフロストタイプ

低温恒温恒湿器ノンフロストタイプの特長を教えてください。

温湿度制御範囲表の全領域で長期連続運転が可能なため、医薬品や食品の安定性試験、保存試験に適した装置です。

環境試験器

加湿タンクに給水する水は水道水を使用しても良いですか?

水道水など不純物が多い水を使用すると、庫内の加湿部などに不純物が付着し、故障の原因となりますので、 イオン交換水、RO水などの純水を使用してください。
庫内に入れる試料で、注意が必要な試料はありますか?

食品や皮革、木材などは、試料から発生する腐食性のガスにより、冷却器が腐食し冷媒ガスが漏れる場合があるため、冷却器をステンレス製に変更するなどの対応が必要となります。

恒温液槽

冷却水循環装置

冷却水循環装置TBG240ABで超純水や蒸留水、イオン交換水などの純水は使用できますか?

一般的に精製処理された純水は、不純物が取り除かれている分溶解力が強いため、接液部の金属(特にメッキ部)を腐食させるリスクが高まり、装置故障の原因となりますので、水かナイブライン液をご使用ください。

恒温液槽 ウォーターバス

ウォーターバスにシリコーンオイルを入れて使用することは可能ですか?

オイル漏れ、異常過熱などの原因となるため、使用できません。
ウォーターバスで海水を使用することは問題ありませんか?

装置は耐食構造ではありませんので、使用できません。

恒温液槽 ウォーターバス(スターラー用)

ウォーターバス(スターラー用)、オイルバス(スターラー用)に棚板は付属していますか?

棚板は付属しておりません。
別売品としてご用意しております。

恒温液槽 オイルバス(スターラー用)

オイルバス(スターラー用)を、マグネチックスターラーと組み合わせて使用することは可能ですか?

マグネチックスターラーの外装が熱で変形するおそれがあるため使用できません。ホットプレートスターラーと組み合わせてのご使用をお願いいたします。

恒温液槽

低温恒温水槽を低温で使用する場合の熱媒体を教えてください。

弊社では、ナイブライン®Z1を推奨しています。詳細については、こちらをご参照ください。